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MONO-COTO INNOVATION(モノコトイノベーション)は、全国の中高生が学校の枠を超えてチームを組み、デザイン思考を活用しながら、テーマに対して革新的なアイデア創造に挑戦する4泊5日のプログラムです。アイデアを考えて終わりではなく、プロトタイプをつくってアイデアの価値検証まで取り組み、プレゼン審査で優勝チームを決定します。
今年度は以下の2つのテーマで開催。
500名を超える応募があり、選考を通過した中高生80名が全国から集まりました。参加者は4人1チームになり、プロのデザイナーやエンジニアによるメンタリング、イノベーションを専攻する大学生サポーターによるサポートを受けながらアイデア創造に取り組みました。 また、メンターによるプレゼンテーションや大学生サポーターとの座談会などを通じて、進路やキャリアについても学びを深めました。 最終日には、日本科学未来館にて最終プレゼンテーションを実施。全チームがステージに立ってプレゼンテーションを行い、テーマスポンサー企業による審査で優勝チームを決定しました。
テーマ「本屋の再定義」で優勝を収めたのは、**1歳~6歳の小さな子どもを持つ親が、子どものことを気にかけずに安心して楽しめる本屋「BOOTOPIA(ブートピア)」**を考えたチーム10。
入口にあるプレイルーム「CHILDOPIA(チャイルドピア)」で保育士に子どもを預け、中に広がる開放的な本屋空間と本を読みながら過ごせるカフェ等で、親が一人時間を存分に楽しむことができるアイデアです。実際に模型をつくって、お子さんのいるスタッフからフィードバックをもらうプロセスを何度も何度も繰り返し、ユーザーが本当に嬉しいと思うアイデアになるよう細部まで作り込んでいったことで、見事優勝を勝ち取りました。
Webサイト「開催報告」では、今年度の最終プレゼンテーション動画やワーク風景動画、参加者の声などをご覧いただけます。